RACAL

Flip-Side Racal 【05】

2018.08.17 // Written by Racal // Category BLOG, Diary, News

さて、帽子ブランドであるRacal(ラカル)のB面を担う

Flip-Side Racal

独断と偏見でセレクトした商品紹介をさせて頂きたく思います。

正当派ヴィンテージのお固いところは

古着屋さんにお任せしてユルく始動していこうかと。

5回目として紹介するのはこちら

いわゆる企業のADものです。簡易的なメッシュキャップならばExpoなどでスタッフが被るためと思われますが、この個体は5パネルで素材もDuPontのSUPPLEX NYLONを採用しているところを考慮するとトラックかマラソンか分かりませんがスポンサード企業としてランナーへ提供していたものと思われます。DuPontのSUPPLEX NYLONは軍へ支給していたことでも有名ですね。その辺のチープなナイロンと具体的に何が違うのかというと細い繊維を高密度で織り込むことでしょうか。そうすることによって薄く軽く丈夫、結果的に耐久性、速乾性に優れ、しなやかな肌触りが得られるというわけです。企業はIBM、International Business Machinesの略でお分かりの通り企業向けのコンピュータ関連製品のメーカーです。少し前に公開していた「DREAM」という映画の中にも登場していましたが、NASAが初めて採用したコンピュータがIBMでした。50年代後半から60年代、ソ連とアメリカで繰り広げられていた宇宙戦争。61年にスプートニクスに乗船したガガーリンが人類初の有人宇宙飛行を成功させアメリカを焦らせ一気に加熱、その1ヶ月後にアメリカも成功するのですが、軌道から着地点の割り出し計算をするのに活躍しました。映画はマーキュリー計画云々より当時の人種差別の壁、男女格差の壁をブラックの女性達が実力行使で地位を獲得し、その後の社会への影響を与えたといったような内容で実話を元にしているので過剰な演出もなくいい映画でした。同じ映画でも「007は二度死ぬ」は東西宇宙戦争を題材にしていながら現実離れしたハチャメチャなストーリーでしたね、ぶっ飛んでて面白かったですが。そしてついに2022年にはアメリカが月に基地建設を開始するらしいですから、宇宙はもっと身近なモノになっていくでしょうね。話を戻してフロントのプリントですが「TOP FAB」は「半導体メーカーで一番だよ」的な自負のメッセージ。IBMはバーリントン(Burlington)だったのですね。まったく知りませんでした。バーリントンといえば「Ben & Jerry’s」の本拠地。その位しか知りませんが真っ青な帽子を被って走るのに快適な街のようです。

 

【IBM 5Panel HAT Adjustable Back】
ボディメーカー / 不明
素材 / デュポン社 SUPPLEX NYLON
サイズ / SAdjustable BackなのでOne Size Fit All
生産国 / Unknown
年代 / 1990s

*ここで紹介させて頂いたアイテムは弊社Ray’s Storeにて販売しております。

http://www.rays-store.jp/